アジアのカジノ産業 COVID-19の影響と今後の展望 IAG調査/COVID-19 impacts and perceptions survey : Asia - Pacific gaming industry
香港・マカオを拠点にするアジアのゲーミング分野におけるB2Bメディアブランド「Inside Asian Gaming(IAG)」が5月にゲーミング産業関係者に実施した、アジア・パシフィック地域における「COVID-19の影響と展望に関する調査(COVID-19 impacts and perceptions survey : Asia - Pacific gaming industry)」によると、回答者の45.5%が「売上は半減かそれ以上減少した(Revenue has decreased by 50% or more)」と回答。また、30.1%が「人員も給与も削減した(We have reduced salaries and headcount)」、70%が「職場で精神的なストレス症状が増加している(Such stressful symptoms have increased)」と回答した。
COVID-19感染拡大の影響でマカオの全カジノが閉鎖されたのは2月上旬。15日間の閉鎖機嫌を経て営業を再開したが、中国人など越境者の入国を制限しているため、売上はないも同然の状態が続いている。
フィリピンのマニラ首都圏で全カジノが閉鎖されたのは3月中旬。現時点(6月5日)でコミュニティ隔離政策が継続されており、カジノ施設の営業再開日は決まっていない。
ゲーミング産業の活動が2019年の水準に回復する時期の見通しについては、最も多い回答は「2021年前半」で28.5%、次いで「2021年後半」で27.6%。2020年度(12月末まで)中に回復するとの回答は15.4%だった。
営業再開直後のCOVID-19対策のSOP(標準業務手順:テーブルの客数制限、マスクの着用、検温、旅行履歴申告、消毒etc.)が、今後のアジアのゲーミング産業にどう影響するかについては、54.5%が「それらは営業再開後も重要であり、いくつかについては永続的に行わる」と回答したが、43. 1%は「いずれフェードアウトするだろう」と回答した。
有効回答は123で、回答者属性は主にランドベースカジノに関連する人が82.1%、主にオンラインゲーミングに関連する人が8.1%、両者半々に関連する人が9.8%。拠点地で最も多いのはマカオで31.7%。次いで上位にはフィリピン(15. 4%)、その他アジア・パシフィック地域(13.8%)、オーストラリア(8.9%)、日本(7.3%)。
COVID-19感染拡大の影響でマカオの全カジノが閉鎖されたのは2月上旬。15日間の閉鎖機嫌を経て営業を再開したが、中国人など越境者の入国を制限しているため、売上はないも同然の状態が続いている。
フィリピンのマニラ首都圏で全カジノが閉鎖されたのは3月中旬。現時点(6月5日)でコミュニティ隔離政策が継続されており、カジノ施設の営業再開日は決まっていない。
ゲーミング産業の活動が2019年の水準に回復する時期の見通しについては、最も多い回答は「2021年前半」で28.5%、次いで「2021年後半」で27.6%。2020年度(12月末まで)中に回復するとの回答は15.4%だった。
Q. Generally speaking, what is your best estimate for when industry business activity will return to 2019 levels? |
営業再開直後のCOVID-19対策のSOP(標準業務手順:テーブルの客数制限、マスクの着用、検温、旅行履歴申告、消毒etc.)が、今後のアジアのゲーミング産業にどう影響するかについては、54.5%が「それらは営業再開後も重要であり、いくつかについては永続的に行わる」と回答したが、43. 1%は「いずれフェードアウトするだろう」と回答した。
有効回答は123で、回答者属性は主にランドベースカジノに関連する人が82.1%、主にオンラインゲーミングに関連する人が8.1%、両者半々に関連する人が9.8%。拠点地で最も多いのはマカオで31.7%。次いで上位にはフィリピン(15. 4%)、その他アジア・パシフィック地域(13.8%)、オーストラリア(8.9%)、日本(7.3%)。
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