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日本のコンテンツ開発会社ナツメアタリ、北米オンラインゲーミング市場に参入

ナツメアタリ(大阪市)のiGaming(オンラインカジノ)向けスロットコンテンツ「Lightning Jungle」が9月15日、北米市場に参入した。カジノ向けゲーミングマシンメーカーが、カジノ向けに販売された機種コンテンツをiGaming用に配信したケースはこれまでにもあるが、同社のような日本のコンテンツ開発会社がiGaming専用に制作したコンテンツが北米に配信されるのは初。

「Lightning Jungle」は同社の提携先であるオンラインゲームプロバイダのODDSworks社を通じて、Michigan州にある北米最大のオンラインカジノオペレーターであるBetMGMから配信されており、今後さらに配信先が拡大されていく予定。 

これに先立つ8月31日、ナツメアタリがiGaming(オンラインカジノ)のコンテンツ開発に特化することを目的として2020年10月に設立したスタジオ「Samurai Studio(R) by NatsumeAtari」と、リモートゲームサーバーテクノロジーとインタラクティブコンテンツで北米のリーダーであるODDSWorksは、Samurai Studio(R) by NatsumeAtariのコンテンツをオンラインで配信する契約締結を発表。

ODDSworksは、Samurai Studio(R) by NatsumeAtariが持つスロットコンテンツを、ニュージャージー州、ペンシルべニア州、ウエストバージニア州、ミシガン州を皮切りに北米のオンラインカジノ市場とリアルマネーゲーミング市場に配信する予定。また、コネティカット州、オンタリオ州へも順次サービスを拡大する予定。※北米のオンラインカジノ市場は各州ごとの認可による厳格な基準下で運営されており、州を越えたアクセスが禁止されている。日本からのアクセスも不可。

ナツメアタリの小出光宏代表取締役社長は、「我々は、ODDSworksの軽快で迅速な市場投入と、ODDSworksの数十年にわたるゲーミング業界での経験に期待している」とコメント。
ODDSworksのShridhar Joshi CEOは、「Samurai Studio(R) by NatsumeAtariのゲームは、北米の各新規市場においてプレゼンスを拡大することに重点を置いた当社の成長戦略に沿ったものです。ODDSworksは、ワールドクラスで最高の差別化されたスロットゲームをカジノパートナーに提供できることを嬉しく思います」と述べている。


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