エンタテインメントビジネス総合研究所(エンビズ総研)とアミューズメントプレスジャパン(APJ)は2018年2月に共同で、全国の18歳~79歳の男女を対象に各種レジャーの参加経験を尋ねるインターネット調査を実施。過去1年間にパチンコ・パチスロを遊んだ経験のある人1500人を抽出し、本調査として「パチンコ・パチスロ プレイヤー調査」を実施した。
全国の18歳~79歳の男女全体で、過去1年間に1回以上パチンコをした人(参加者)は8.6%、パチスロをした人は6.4%。「パチンコもしくはパチスロ」の参加者率を算出すると9.3%だった。
参加者率をもとに18歳~79歳の遊技参加人口を計算すると推計898万7千人。年齢に上限を設けずに18歳以上の遊技参加人口を計算すると推計961万1千人で、遊技参加可能人口(18歳以上)における参加率は8.9%となる。
アミューズメントプレスジャパンが同様の調査によって推計した16年の18歳~79歳の参加人口と比較すると、今回の調査による17年の参加人口は減少。また、エンタテインメントビジネス総合研究所が推計した16年の18歳以上の参加人口(1018万人)と比較しても、今回の調査による17年の参加人口は減少を示している。
パチンコ・パチスロ参加者のうち、「直近1年以内に遊技を始めた」という新規プレイヤーは3.9%。1年前と比較して頻度が増えたプレイヤーは12.4%で、頻度が減ったプレイヤー(28.7%)の半数以下。プレイヤーの約6割は、1年前と比較して遊技頻度は変わっていなかった。
パチンコ店に行く頻度が増えたプレイヤーは、「パチンコ・パチスロで負けているので取り返したいから」「遊びたい台が増えたから」「自分の身の回りでパチンコ・パチスロが楽しいものとして浸透したから」などを理由に挙げた。逆に、頻度が減ったプレイヤーは、「勝てない台が増えたから」「遊びたい台が減ったから」「パチンコ・パチスロで負けるのがイヤになったから」などを挙げた。
パチンコ遊技の頻度が「週に2回以上」のプレイヤーは26.2%。「月に4~5回以上.週に2回未満」のプレイヤーは27.2%。つまり、「月に4~5回以上」の頻度のプレイヤーが過半数(53.4%)を占めた。
パチスロ遊技の頻度が「週に2回以上」のプレイヤーは25.4%。「月に4~5回以上.週に2回未満」のプレイヤーは23.9%。つまり、「月に4~5回以上」の頻度のプレイヤーが約半数(49.3%)を占めた。
エンタテインメントビジネス総合研究所が実施した過去の調査と比較すると、パチンコプレイヤーに占める遊技頻度が高い層(ヘビー)の構成比、パチスロプレイヤーに占める遊技頻度が高い層(ヘビー)の構成比はいずれも年々大きくなっている。先述した、参加人口が減少していること、約3割のプレイヤーが1年前と比較して遊技頻度が低下していることと併せて考えると、遊技頻度が低い層(レア、ライト)が遊技から離脱している構図が見えてくる。遊技頻度が低いレア層は、「暇つぶし」として遊んでいる人の割合がヘビー層の約2倍で、投資金額が相対的に低い。プレイヤーはいきなり離反するのでなく、徐々に頻度が落ち、1回あたりの投資額が減りやめていくと思われる。プレイヤー人口の維持のためには、頻度を一定レベルより落とさないよう来店動機を作ることが課題と言えそうだ。
※両社の共同企画によるこの調査では、約3万3千人から得た回答を、総務省統計局の「平成30年2月1日現在推計人口」を基に性.年代.居住地の人口構成比に準拠させるよう重みづけをした集計(ウェイトバック集計)で参加状況の把握を行った。その上で、過去1年間にパチンコ・パチスロを遊んだ経験のある人1500人を抽出し、本調査として「パチンコ・パチスロ プレイヤー調査」を実施。本調査では、性2層、年代5層、地域4層の計400層に分け、それぞれにほぼ均等数を割り付け、アンケート実施後の集計において、ウェイトバック集計を行った。
全国の18歳~79歳の男女全体で、過去1年間に1回以上パチンコをした人(参加者)は8.6%、パチスロをした人は6.4%。「パチンコもしくはパチスロ」の参加者率を算出すると9.3%だった。
参加者率をもとに18歳~79歳の遊技参加人口を計算すると推計898万7千人。年齢に上限を設けずに18歳以上の遊技参加人口を計算すると推計961万1千人で、遊技参加可能人口(18歳以上)における参加率は8.9%となる。
アミューズメントプレスジャパンが同様の調査によって推計した16年の18歳~79歳の参加人口と比較すると、今回の調査による17年の参加人口は減少。また、エンタテインメントビジネス総合研究所が推計した16年の18歳以上の参加人口(1018万人)と比較しても、今回の調査による17年の参加人口は減少を示している。
パチンコ・パチスロ参加者のうち、「直近1年以内に遊技を始めた」という新規プレイヤーは3.9%。1年前と比較して頻度が増えたプレイヤーは12.4%で、頻度が減ったプレイヤー(28.7%)の半数以下。プレイヤーの約6割は、1年前と比較して遊技頻度は変わっていなかった。
パチンコ店に行く頻度が増えたプレイヤーは、「パチンコ・パチスロで負けているので取り返したいから」「遊びたい台が増えたから」「自分の身の回りでパチンコ・パチスロが楽しいものとして浸透したから」などを理由に挙げた。逆に、頻度が減ったプレイヤーは、「勝てない台が増えたから」「遊びたい台が減ったから」「パチンコ・パチスロで負けるのがイヤになったから」などを挙げた。
パチンコ遊技の頻度が「週に2回以上」のプレイヤーは26.2%。「月に4~5回以上.週に2回未満」のプレイヤーは27.2%。つまり、「月に4~5回以上」の頻度のプレイヤーが過半数(53.4%)を占めた。
パチスロ遊技の頻度が「週に2回以上」のプレイヤーは25.4%。「月に4~5回以上.週に2回未満」のプレイヤーは23.9%。つまり、「月に4~5回以上」の頻度のプレイヤーが約半数(49.3%)を占めた。
エンタテインメントビジネス総合研究所が実施した過去の調査と比較すると、パチンコプレイヤーに占める遊技頻度が高い層(ヘビー)の構成比、パチスロプレイヤーに占める遊技頻度が高い層(ヘビー)の構成比はいずれも年々大きくなっている。先述した、参加人口が減少していること、約3割のプレイヤーが1年前と比較して遊技頻度が低下していることと併せて考えると、遊技頻度が低い層(レア、ライト)が遊技から離脱している構図が見えてくる。遊技頻度が低いレア層は、「暇つぶし」として遊んでいる人の割合がヘビー層の約2倍で、投資金額が相対的に低い。プレイヤーはいきなり離反するのでなく、徐々に頻度が落ち、1回あたりの投資額が減りやめていくと思われる。プレイヤー人口の維持のためには、頻度を一定レベルより落とさないよう来店動機を作ることが課題と言えそうだ。
※両社の共同企画によるこの調査では、約3万3千人から得た回答を、総務省統計局の「平成30年2月1日現在推計人口」を基に性.年代.居住地の人口構成比に準拠させるよう重みづけをした集計(ウェイトバック集計)で参加状況の把握を行った。その上で、過去1年間にパチンコ・パチスロを遊んだ経験のある人1500人を抽出し、本調査として「パチンコ・パチスロ プレイヤー調査」を実施。本調査では、性2層、年代5層、地域4層の計400層に分け、それぞれにほぼ均等数を割り付け、アンケート実施後の集計において、ウェイトバック集計を行った。
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