長崎・佐世保IR 実施方針素案を公表 パブコメ募集/Nagasaki prefecture has announced IR Implementation Policy Draft on 20th December.
長崎県は12月20日、「九州・長崎IR基本構想(案)」と「九州・長崎特定複合観光施設設置運営事業 実施方針(素案)」を公表し、県民からの意見を募るパブリックコメントを開始した。パブリックコメントの募集期間は12月1日から2020年1月17日まで。
実施方針素案は、IR予定地と敷地面積、要求する各施設(1号施設~6号施設およびカジノ施設)の機能や規模、事業者の選定に関する事項、応募企業・コンソーシアム構成員に共通の参加資格などが記されている。ただし、いくつかの事項については「検討中」となっている。
スケジュールについては、2020年春頃に「実施方針の策定・公表」「募集要項等の公表」、同年秋頃に事業予定者を選定して、2025年頃の開業を見込んでいる。だが、これも国の区域認定にかかる手続き等のスケジュールによって変更になる可能性がある。
実施方針は、IR整備法に基づいて、IR区域整備の目標、IR事業者の募集・選定に関する事項、施設の種類・機能・規模などを都道府県等が定める計画。これに基づいて、IR事業者の公募・選定を行う。本来は、国土交通省が策定する「基本方針」を受けて策定・公表されるものだが、基本方針は9月に案が公表されたにとどまっている。2020年1月のカジノ管理委員会設置後に委員会規則が策定され、IR基本方針も策定・公表されると見られている。その内容に応じて、実施方針の素案は修正や加筆が必要になる。
[参考] 大阪府はすでに11月21日に「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備 実施方針(案)」を公表し、事業者選定のプロセスを一歩進めている。実施方針案の中には、IR設置運営事業者に、IR事業の実施に必要となる費用のほかに、大阪市が実施予定のインフラ整備に要する費用の一部(202億5千万円)の負担を求めることなどが盛り込まれている。
[参考] 長崎県と佐世保市は共同で2014年に長崎県・佐世保市IR推進協議会を設置し、IR誘致の検討を進め、2015年には「長崎IR構想骨子」を策定、2017年11月には事業者からのアイデア募集(RFI)を実施。2019年10月には「九州・長崎IR基本構想(案)」を公表し、事業コンセプト募集(RFC)を実施。現在は、参加登録申請との対話期間で、RFC提案書の提出期限は2020年1月10日となっている。
実施方針素案は、IR予定地と敷地面積、要求する各施設(1号施設~6号施設およびカジノ施設)の機能や規模、事業者の選定に関する事項、応募企業・コンソーシアム構成員に共通の参加資格などが記されている。ただし、いくつかの事項については「検討中」となっている。
スケジュールについては、2020年春頃に「実施方針の策定・公表」「募集要項等の公表」、同年秋頃に事業予定者を選定して、2025年頃の開業を見込んでいる。だが、これも国の区域認定にかかる手続き等のスケジュールによって変更になる可能性がある。
実施方針は、IR整備法に基づいて、IR区域整備の目標、IR事業者の募集・選定に関する事項、施設の種類・機能・規模などを都道府県等が定める計画。これに基づいて、IR事業者の公募・選定を行う。本来は、国土交通省が策定する「基本方針」を受けて策定・公表されるものだが、基本方針は9月に案が公表されたにとどまっている。2020年1月のカジノ管理委員会設置後に委員会規則が策定され、IR基本方針も策定・公表されると見られている。その内容に応じて、実施方針の素案は修正や加筆が必要になる。
[参考] 大阪府はすでに11月21日に「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備 実施方針(案)」を公表し、事業者選定のプロセスを一歩進めている。実施方針案の中には、IR設置運営事業者に、IR事業の実施に必要となる費用のほかに、大阪市が実施予定のインフラ整備に要する費用の一部(202億5千万円)の負担を求めることなどが盛り込まれている。
[参考] 長崎県と佐世保市は共同で2014年に長崎県・佐世保市IR推進協議会を設置し、IR誘致の検討を進め、2015年には「長崎IR構想骨子」を策定、2017年11月には事業者からのアイデア募集(RFI)を実施。2019年10月には「九州・長崎IR基本構想(案)」を公表し、事業コンセプト募集(RFC)を実施。現在は、参加登録申請との対話期間で、RFC提案書の提出期限は2020年1月10日となっている。
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