American Gaming Association(AGA)の集計によると、7月度の全米のコマーシャルカジノの総収益(GGR)は前年度月比23.9%減の2.83 billionドル(約2988億円)だった。ゲームカテゴリの内訳を見ると、スロットマシンは同26.8%減の1985億円、テーブルゲームは同36.3%減の509億円。これに対してスポーツベッティングは同86.2%増の73億円。iGamingはさらに顕著な伸びで253.6%増の151億円だった。ニューヨーク州やミシガン州のカジノは閉鎖されたままだったが、営業を再開した州が多く、7月のコマーシャルカジノの総収益は4月から5月までの3カ月間の合計を上回った。最大のシェアを誇るネバダ州では、前年同月比26.1%減の799億円だった。
ネバダ州の8月度のゲーミング収益は7月よりやや減ったものの、前年同月比22.1%減の784億円。内訳を見るとスロットマシン収益は同14.7%減の555億円、テーブルゲーム収益は同35.6%減の230億円。州内4区域のうちもっとも多くの収益を占めるラスベガス・ストリップの収益は39.2%減の335億円だった。
AGAによると、10月2日時点でコマーシャルカジノ、トライバルカジノを合わせて908軒が営業を再開しており、85軒がいまだ営業を再開していない。
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