セガサミーホールディングスは11月4日、同社連結子会社であるセガグループが100%保有するセガエンタテインメントの株式の約85%をGENDA(東京都)に譲渡すると発表した。これにより同社のセガエンタテインメントに対する議決権所有割合は14.9%となり、セガエンタテインメントは連結子会社から除外される。
セガエンタテインメントは、「SEGA」のブランドで全国に190以上のアミューズメント施設を運営している。
GENDAは、アミューズメントマシンのレンタル事業、オンラインクレーン事業などを手掛ける。セガサミーホールディングスとの資本関係はない。
リリースによるとアミューズメント施設分野はCOVID-19パンデミックの影響を強く受けて稼働が著しく低下し、2021年3月期第1四半期時点で大幅な損失を計上している。
セガサミーホールディングスはこの株式譲渡に伴い、今年度に約200億円の特別損失を計上する見込みだという。
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