マカオ特別行政区のゲーミング産業の規制機関、博彩監察協調局(DICJ)によると、マカオ内の全カジノ施設の11月のカジノ収益(GGR)は、10月より減少し、6,748 million パタカ(約884.6億円)にとどまった。前年同月比ではマイナス70.5%で依然として苦境が続いている。1月から11月の累計収益は52,623 million パタカ(6898.4億円)で前年同期比ではマイナス80.5%。
マカオは初期段階からCOVID-19拡大防止のために厳しい対策をとっており、6月25日以降、新型コロナウイルス感染者は確認されていない。現在も日本を含む海外からの入境を禁止している。
中国政府は8月中旬に珠海市民へ、8月下旬に広東省民へと個人訪問スキーム(IVS)を拡大させ、徐々にマカオへの入境緩和を進めている。過去7日以内に取得した新型コロナウイルス検査の陰性結果を提示すること等を条件にIVSの発給を受けることができるが、実際にはIVSはほとんど発給されておらず、マカオへの入境者は少ないまま。
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