横浜市は11月30日、「事業者選定委員会」を設置し、初会合をパシフィコ横浜で開催。元大蔵省(現財務省)財務官の榊原英資インド経済研究所理事長を委員長に選出した。他の6人の委員と専門分野は次の通り。
伊香俊治慶応大教授(建築)、鵜川正樹武蔵野大教授(企業経営)、金山泰介日本大教授(治安対策)、中井検裕東京工業大環境・社会理工学院長(都市計画)、平安良雄平安病院法人統括院長(依存症対策)、古屋秀樹東洋大教授(観光・MICE・文化)。同委員会は今後、IRの要件を定めた実施方針の事業者選定に関する部分や、事業者の募集要項、事業者が提出した計画案について審議し、林市長に意見や答申を出す。
翌12月1日には「横浜IRを考えるシンポジウム」を12月20日に開催することを発表した。横浜市が実現を目指しているIRの意義や、ギャンブル等依存症や治安など、IRを構成する施設のひとつであるカジノに起因する懸念事項対策の取組について、市民に理解を深めてもらうため。シンポジウムは、特別講演及び基調講演を事前収録の上、YouTube専用サイトで当日配信。パネルディスカッションをライブで配信する。
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