和歌山県は11月19日、和歌山市の「和歌山マリーナシティ」への導入を目指す「カジノを含む統合型リゾート施設(IR)」について、11月25日から予定してたパブリックコメントと県民への公聴会の延期を決定した。
県は現在、設置運営事業者に選定したクレアベストニームベンチャーズ(CNV)と共同して、来年4月28日までに国土交通省に提出する「区域整備計画」を策定中。
11月25日から12月5日にかけて県内14会場で、IR導入についての公聴会(説明会)を開き、この計画案の概要などを説明し質疑も受けるとしていた。また、計画案を公表し県民から意見を募集するパブリックコメントを実施する予定だった。
しかし11月19日に開かれた県IR対策特別委員会で、事業主体となる特別目的会社(SPC)の構成や資金調達計画について明確に示されなかったことなどから、公聴会とパブリックコメントの延期を決議した。
委員会は来年2月の議会への計画案提案に間に合わせるため、1月早期に公聴会とパブリックコメントを実施したい考え。
コメント
コメントを投稿