米マサチューセッツ州の7月のゲーミング収益はCOVID-19パンデミック前の2019年7月を20%上回る9,574万ドル(約105億円)で、州が得たゲーミング税と手数料は2700万ドル(約30億円)を記録した。同州には2つのリゾートカジノ(Encore Boston Harbor、MGM Springfield)と1つのスロットパーラー(Plainridge Park Casino)がある。GGRに対するゲーミング税はカテゴリーによって異なりリゾートカジノは25%、スロットパーラーは49%が課されている。 7月のゲーミング収益の大幅な伸びに貢献したのはアンコール・ボストン・ハーバー(運営=ウィン・リゾーツ)で、2019年同月比20.6%増の5,907万ドル(約65億円)となり過去最高を記録した。内訳は、スロットマシン収益が3,400万ドル(約37.4億円) 、テーブルゲーム収益が2,500万ドル(約27.5億円)だった。 同州の1月から6月末までの上半期収益は$464.4 millionで2019年同期の2倍。ただし、これはアンコール・ボストン・ハーバーが2019年6月23日に開業したことが大きな要因。
Amusement(Pachinko,Pachislot)業界、Gaming(Casino)業界、日本の統合型リゾート(Integrated Resort)導入の動向をウォッチ