アメリカ・ゲーミング協会(AGA)によると、全米のコマーシャルカジノの記録的な好調は8月になっても続いており、8月のゲーミング収益(GGR)は前月よりやや減ったものの、新型コロナ禍前の2019年同月を19.0%上回る$4.44 billion(約5067億円)に達した。6カ月連続して同月比での過去最高収益を更新した。 ゲーミング収益の拡大に大きく貢献しているのはスポーツベッティングとiGamingセクター。8月のスポーツベッティング収益は19年同月比246.4%増(3.5倍)、iGaming収益は同579.5%増(6.8倍)。だが、伝統的セクターであるスロットマシンもテーブルゲームも19年同月比を上回っている。 1月から8月までの累計のゲーミング収益は$34.15 billion(約3兆8974億円)で、2019年同期を18.0%上回った。累計収益をセクター別に見ると、スロットマシンは同8.8%増、テーブルゲームは同4.9%減、スポーツベッティングは同493.6%増、iGamingは同645.4%増だった。
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