セガサミーグループはステークホルダー向けの「総合レポート2019」を発表した。「打ち手と課題」というタイトルがつけられたこのレポートは、セガサミーグループの中期経営戦略「Road to 2020」を遂行する過程で浮上したセガサミーグループの「課題」とそれに対する「打ち手」をステークホルダーに伝えることを目的としている。
同社は、2018年3月期、2019年3月期と2期連続で当初掲げた目標を下回る結果に終わっており、最終年度となる2020年3月期においても「 営業利益率15%以上」「ROA5%以上」という経営目標に届かない業績予想となっている。
遊技機事業の2019年3月期業績は、パチンコ遊技機、パチスロ遊技機いずれも前期比で市場シェアを落としていないものの、パチスロのタイトル投入数が想定を下回ったことから販売台数は減少。パチスロ遊技機の販売実績は6万7,140台、パチンコ遊技機は15万9,848台だった。
ただし2020年3月期は、今年10月から12月にパチスロ遊技機の旧基準機の撤去期限が集中することから市場の拡大を見込んでおり、前期比5万3千台増の12万台を計画している。パチンコ遊技機も新基準機を中心とした販売により、前期比約4,000台増となる16万4千台を計画している。
リゾート事業においては、国内の統合型リゾート(IR)事業への参入に向け、事業者選定を受けるべく準備を進めていると説明。韓国最大のIRであるPARADISE CITYへの人材の派遣は、現地勤務と日本勤務を併せて100人規模に拡大する計画。「国内でIRが解禁される際に必要となる日本人スタッフの育成に関し、他の日本企業を圧倒的にリードしている」との自負を見せている。
また、IRの運営を開始するためには、施設やカジノのオペレーションだけでなく、資金の管理やセキュリティーの徹底など様々な準備が必要だが、同グループは118項目以上のタスクを洗い出し、その分析を完了しているという。
同社は、2018年3月期、2019年3月期と2期連続で当初掲げた目標を下回る結果に終わっており、最終年度となる2020年3月期においても「 営業利益率15%以上」「ROA5%以上」という経営目標に届かない業績予想となっている。
遊技機事業の2019年3月期業績は、パチンコ遊技機、パチスロ遊技機いずれも前期比で市場シェアを落としていないものの、パチスロのタイトル投入数が想定を下回ったことから販売台数は減少。パチスロ遊技機の販売実績は6万7,140台、パチンコ遊技機は15万9,848台だった。
ただし2020年3月期は、今年10月から12月にパチスロ遊技機の旧基準機の撤去期限が集中することから市場の拡大を見込んでおり、前期比5万3千台増の12万台を計画している。パチンコ遊技機も新基準機を中心とした販売により、前期比約4,000台増となる16万4千台を計画している。
リゾート事業においては、国内の統合型リゾート(IR)事業への参入に向け、事業者選定を受けるべく準備を進めていると説明。韓国最大のIRであるPARADISE CITYへの人材の派遣は、現地勤務と日本勤務を併せて100人規模に拡大する計画。「国内でIRが解禁される際に必要となる日本人スタッフの育成に関し、他の日本企業を圧倒的にリードしている」との自負を見せている。
また、IRの運営を開始するためには、施設やカジノのオペレーションだけでなく、資金の管理やセキュリティーの徹底など様々な準備が必要だが、同グループは118項目以上のタスクを洗い出し、その分析を完了しているという。
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