マカオ特別行政区のゲーミング産業の規制機関、博彩監察協調局(DICJ)によると、マカオ内の全カジノ施設の1月度のカジノ事業収益(GGR)は、2カ月連続して微増し80.2億パタカ(約1053億円)だった。ただし、依然として前年同月比を63.7%下回っている。
マカオではCOVID-19拡大防止のために昨年2月にカジノ施設を15日間閉鎖したほか、中国本土からの越境者を含めた入境規制を実施している。昨年1月から12月のカジノ事業の累計収益は604.4億パタカ(約7773億円)で2019年を79.3%下回った。部門別に見ると、カジノ収益の5割近くを占めるVIPバカラが2019年より80.6%減少した。今年1月もこの状況が継続しているようだ。
マカオではCOVID-19拡大防止のために昨年2月にカジノ施設を15日間閉鎖したほか、中国本土からの越境者を含めた入境規制を実施している。昨年1月から12月のカジノ事業の累計収益は604.4億パタカ(約7773億円)で2019年を79.3%下回った。部門別に見ると、カジノ収益の5割近くを占めるVIPバカラが2019年より80.6%減少した。今年1月もこの状況が継続しているようだ。
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