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横浜IR 事業者選定(RFP)~認定申請スケジュールと市長選挙 

横浜市が進めているIR区域整備事業(=横浜特定複合観光施設設置運営事業)は1月に事業者公募(RFP)を開始し、2月15日時点で参加資格審査を通過した事業者は1者。資格審査書類の受付期間は5月17日まで。提案審査書類の受付期間は6月1日から6月11日までで、市は夏ごろまでに設置運営事業予定者を選定する予定。
市が設置運営事業予定者を選定後した後には、共同して「区域整備計画」を作成し、公聴会の実施、公安委員会・神奈川県の同意、協議会での協議、市議会の決議といったプロセスを経る。その上で、2022年4月までに国土交通省にIR区域整備計画の認定申請を行う。

ただし、横浜市の林文子市長の任期は8月29日まで。新型コロナウイルス・パンデミックによりのため、IR区域整備計画の認定申請の受付期間が9カ月延期され、2021年10月1日から2022年4月28日までになった。つまり、林市長の現任期中の認定申請はできないスケジュールになった。

現時点で林市長は4選を目指すかどうか去就を明らかにしていない。もし出馬しないとなると、自民が擁立する候補者は「IR誘致推進」の立場を明確化せざるを得ないため、候補者選びは容易でない。

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